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2004年に買ったルビアス2500にシャリシャリ感もありオーバーホールをかねて10ボールベアリング化への改造に挑戦してみました。
ルビアスのボールベアリングスペックとしては10箇所の可動部分に対して6個のボールベアリングが装備されています。
リールのメンテナンスついでに改造してみませんか?
用意するものはプラスドラーバーと安全ピン又はつまようじです。
ダイワ ルビアス スペック表 | |||||||
品名 | 巻取り長さ (cm) (ハンドル 1回転当り) |
ギヤー比 | 自重 (g) |
最大 ドラグ力 (kg) |
標準 巻糸量 ナイロン (号-m) |
ベアリング ボール |
ベアリング ローラー |
ルビアス1500 | 62 | 4.9 | 215 | 4 | 1-195 1.5-130 |
6 | 1 |
ルビアス2000 | 63 | 4.9 | 220 | 4 | 1.5-190 2-150 |
6 | 1 |
ルビアス2500 | 72 | 4.9 | 240 | 7 | 2-200 2.5-170 |
6 | 1 |
ルビアス3000 | 72 | 4.9 | 240 | 7 | 3-200 4-150 |
6 | 1 |
構造図中のNO.49 52 77 の3つのアルミ?!パーツとプラスチックパーツをボールベアリングに交換するんですね。
プラスのドライバー1本で出来ますので試してみてください。 パーツは釣具屋で注文するかナチュラムでも入手できます。
ドラグを緩めスプールをはずします。
ゴム輪によってパーツが固定されていますので、安全ピンなどで傷を付けないように外してください。
ゴム輪が外れたら、上に引き抜くようにすると外れます。
ボールベアリングとアルミ製のベアリング(No77スプールメタルカラー)が各ひとつ入っています。 アルミ製の方をボールベアリングに変更します。
※内部の交換もあるため、ここでは取り付けしません。
上部のパーツを取ったところで、ピンが入っていますので安全ピンなどで押し出します。
ゴム製の防水キャップを外し、ナットをプライヤーで外します。 こんな感じでローター部分を分解できました。
ハンドルと3本のビスを外します。
ボディーの3箇所のネジを外します。
最初、気が付かなかったのですが、1,2と3のネジの長さが違います!
展開図にも確かに別に記載されていました。
3のネジは3mmほど短くなっています。
※2006/5追記 新しいルビアスをバラシたところネジの長さは全て同じになっていました。現行品は気にする必要は無いようですが、一応確認しておきましょう。
1、2にはプラスチック製のベアリングが入っていますのでボールベアリングに交換します。
3(作業7)を外した後でボディー部のギアを全て外します。
1の写真を撮り忘れた! 写真は2の方です。
1の方は下部の方が一回り大きくなっていますので、2のプラスチックカラーを入れて大きさを合わせます。
作業6の3の部分を外します。
クラッチ類が取り出せました。 これを取らないとメインシャフトが抜けません。 抜いたついでに古いグリスを切り
グリスアップしておきましょう。
作業6で示した部分をボールベアリングに交換します。ここまででベアリング3個交換
(作業3を除く)
組み込みはほぼ完了です。 これよりリールの復元作業に入ります。 その2につづく
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