前回はこちら → ESP32-camを使ってWEBカメラを自作してみた。その1
シリアルコンバータを入手
5Vが使えるTTLシリアルコンバータを購入。
一つあると非常に便利です。なければ、ArduinoUNOを転送用に書き換えてあげてもOK。安価なので購入をおすすめします。

参考にどうぞ
arduino nano ブートローダー備忘録
シリアルコンバーターを接続する
コンバータ―側の5v、GNDをESP32-cam側の5v、GNDにそれぞれ接続します。さらに、TXをUnR、TRをUoTに接続したら、USBを接続します。

書き込みするときは、Io0とGNDをコードで繋いでショートさせる必要があります。


PC側で認識されればOKです。接続が間違っていたら、この時点で認識しません。
接続できないときは
しかし、ここで落とし穴が・・・・
ESP32に書き込みできない。・・・
接続を見直して何度やってもダメ。
何かの拍子に破損したか・・・・
散々悩んだ末に、別のUSBケーブルを使うと・・・
あっさりいけた。接続できないトラブルの場合は要チェックですね。
ESP32への書き込みを確認
あとは簡単、適当なファイルを転送して次のように表示されれば、書き込み成功です。
最大3145728バイトのフラッシュメモリのうち、スケッチが948290バイト(30%)を使っています。
最大327680バイトのRAMのうち、グローバル変数が41568バイト(12%)を使っていて、ローカル変数で286112バイト使うことができます。
esptool.py v2.6
Serial port COM8
Connecting.....
Chip is ESP32D0WDQ6 (revision 1)
Features: WiFi, BT, Dual Core, 240MHz, VRef calibration in efuse, Coding Scheme None
MAC: XX:YY:00:ZZ:bf:00
Uploading stub...
Running stub...
<省略>
Writing at 0x0008c000... (100 %)
Wrote 948400 bytes (519877 compressed) at 0x00010000 in 12.9 seconds (effective 588.6 kbit/s)...
Hash of data verified.
Compressed 3072 bytes to 119...
Writing at 0x00008000... (100 %)
Wrote 3072 bytes (119 compressed) at 0x00008000 in 0.0 seconds (effective 1228.8 kbit/s)...
Hash of data verified.
Leaving...
Hard resetting via RTS pin...
MACアドレスは、IPアドレスを固定する場合に使うことがあるので、この際に記録しておいたほうが良いかも。
次回は、コードの転送です。
関連記事はこちら