【技術メモ】Lubuntu 18.04 のモニター設定でハマった記録【Linux】
- 2021/07/13 05:22
化石パソコンなんで、ほとんど需要はないと思うけど、自分用にメモしておく。
工人舎SH8をSSD化してみたが、LinaxのLubuntuのインストールでハマった。
現象を確認してみる
USBからインストールしたまでは良かったが、モニターがデフォルトの800×600のまま変更できない現象が発生。
システムの設定でモニタを1024×600に設定すると、再起動時にブラックアウトして全く先に進めなくなる。
しばらく放置(30分ほど)するとlogin画面が現れるが、ログインするとブラックアウト。
あれこれ試す
電源投入後にEscキーを押してリカバリーモードで起動して、GUIfilsafaxしてみたけど、全く効果なし。もちろんほかのコマンドも試したけどダメ。
USBから起動すると問題なく起動するので、ソフトウェアの問題であることは間違いない。
ブラックアウトしたあと、alt+Ctr+F1でCUIモードを試すと入れた。
単純にGUIが表示されないだけと断定。
これまで、あれこれ弄くったので、再インストールすることにした。
再インストール後に、tarminalを開いて $xranr コマンドで状態を調べる。
$ xrandr
入力後に出力された情報
Screen 0: minimum 8 x 8, current 800 x 600, maximum 32767 x 32767
LVDS1 connected primary 800x600+0+0 (normal left inverted right x axis y axis) 433mm x 271mm
1024x600 60.00 +
1024x576 59.82
960x540 59.63 59.82
800x600 60.32 56.25
864x486 59.92 59.57
640x480 59.94
720x405 59.51 58.99
640x360 59.84 59.32
512x300 60.00
TV1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
TV2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
TV3 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
TV4 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
VGA1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
VGA2 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
VIRTUAL1 disconnected (normal left inverted right x axis y axis)
1024x600 (0x4b) 45.000MHz +HSync +VSync
h: width 800 start 1034 end 1064 total 1200 skew 0 clock 37.50KHz
v: height 600 start 601 end 606 total 625 clock 60.00Hz
1024x600 60.00 + と表示されているので、ドライバーは問題なく読み込んでいるようだ。
xrandrのGUIを疑い始める。
Tarminalから次のコマンドを入力してみる。
sudo xrandr --output LVDS1 --mode 1024x600
記述では auto でも良いようだが、あえてSH8の標準サイズを指定してみた。
1024×600表示になった
うまくいきました。
しかし、再起動すると800×600に逆戻り・・・・
プロファイルへの書き込みが必要みたい。xprofileに書けばいいのかな。
上記のコマンドで1024×600へ変更した後にシステムからXrandrモニタの設定を覗くと、設定が1024×600に変更されてたので「保存」ボタンをクリック。
xprofileが上書きされたみたい。
再起動すると、ログイン後に1024×600になりました~
前にインストールした時はこんなことは無かったのに何で??? ネットに接続しないでインストールしたのに??
メモ
スタートアップで設定すると間違いないみたい。
そのうちやってみよう。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Xrandr
ヒント: KDM と GDM には X が初期化されたときに実行されるスタートアップスクリプトが存在します。GDM の場合、スクリプトは
/etc/gdm/
にあり、KDM の場合、スクリプトは/usr/share/config/kdm/Xsetup
、SDDM の場合、/usr/share/sddm/scripts/Xsetup
です。この方法は root 権限を必要とし、システムの設定ファイルを弄る必要がありますが、起動プロセスでは xprofile よりも早く設定が適用されます。
参考サイト
【Ubnutu】リカバリーモードで起動する方法【18.04】