HOME > ワカサギ釣り 電動リール&ロッド作製 > ワカサギ釣り 電動リール(弐号機)
初号機に続き勢いで弐号機まで作ってしまった。材料は初号機の余り物とスイッチ関係のみ。
電動リール弐号機のコンセプトは正確性、操作性、小型化。
とりあえず仮組みの状態ではあるが、実践投入済み。 モーターのランクが低いにも関わらず、初号機に比べ30%ほど巻き上げスピードが速かった。
問題は静音化か・・・
まずは、正確性なのだが、初号機のプーリー&輪ゴムでの駆動になっていたが、今回はクラウンギアとピニオンギアの組み合わせで直接モーターから動力を得る仕組み。 ギアのアタリが甘いと音がうるさくなってしまう。
写真はスプール部を取り外した状態。
電動リールで重要なのがクラッチ部。
今回使用したパーツは「PAILOT社製のSiguno」ノック式ボールペンである。 ボールペンを分解し、スプリングとノック部分を使用する。 カチッとクラッチが切れるのでギアへ確実に動力を伝えることが出来る。
少し見づらいがクラッチを切った状態である。
クラッチが入った状態。 ノック部分の長さを見てもらうと分かるかな? 押し出す部分にはピロボールを入れる予定。
あくまでも暫定だが、メタルベアリングを装着している。当初はプラスチック。
内径は左が3mm右が2mm。 更に抵抗を減らすために次回はタミヤ社製のミニ四駆用のボールベアリングとシャフトを装着する予定。
とりあえずあり合せのパーツを注ぎ込み作ってみました。
ニスの塗り方がヘタですね~(笑)
手前のボタンが巻き上げようセミオートスイッチです。 奥に見えるのがフルオート用スイッチ。
ある程度ラインを巻き上げると自動的に止まるようになっています。
スプールには3mmのボールベアリングが装着されており、メタルベアリングに比べて大幅に静穏性と駆動効率がアップしています。 是非入れたほうが良いですね。
蓋を開けてバッテリー交換が可能です。
蓋にはマグネットが付いていて、カチッと止まってくれます。 クラッチはボールペンのノック部分を利用。
的確なクラッチのON、OFFが可能となっています。
初号機で余ったパーツを利用していますので、実質1000円程度で出来ています。
買い足したものは、モーター、スイッチ類、ちょうつがい、クラウンギアのみ。
モーターも高級品(400円)を利用しようと思いましたが、十分な巻上げスピードです。
1万円ほど出せば、良質な電動リールを購入できますが、作るのが楽しいわけで・・・(笑)
時間と手間を惜しまなければ構造は簡単なので後はセンスだけです(爆) 是非挑戦してみてください。
HOME > ワカサギ釣り 電動リール&ロッド作製 > ワカサギ釣り 電動リール(弐号機)