知人から壊れたドローンをいただきました。 壁にぶつけてプロペラが破損したそうです。スペアパーツで修理を試みたそうですが、飛ばなかったとのこと。
2機あるそうなのですが、どちらも飛ばないそうです。
ということで、興味もあり修理してみることに。。。。
飛ばないドローンを修理してみる
ドローンに触れるのは、7年ぶりくらいですかね~
かなり小型のドローンです。 調べてみるとHory Stone HS210 という機体みたいですね。
時代と共にドローンも進化しましたね。 このサイズで高度維持、ヘッドレスモードが付いているなんて驚きです。
ドローンの機体チェック
まずはコントローラーのチェック。
電池を入れると正常に起動しました。 シンプルなコントローラーですね。
バッテリーを充電してドローンと接続。
バインドも問題なくできました。
フライトしてみる
バインドも上手くいったので早速離陸です。 離陸ボタンを押すとプロペラが回転し、スロットルを上げて離陸です。
しかし、スロットルを上げても全く飛びません。 モーターは勢いよく回ているようです。 もう一機の方は前につのめった状態で飛行不可。 確かにどちらもジャンクですね~
バッテリー電圧は3.7vあるので、問題なしです。 機体を手に持って前後左右に傾けると、モーターの出力が変りました。ジャイロも問題ないようです。
しばらく観察すると原因が分かりました。
プロペラを再設定してみる
機体をよく観察すると、プロペラの向きが逆のようです。
ドローンは左前、右後のモーターが時計回り、右前、左後のモーターが反時計回りになっています。 それにともなって、プロペラの向きも決まっています。
ドローンのプロペラを横から観察してみると、違いがわかりやすい。
右のプロペラと左のプロペラの角度が違いますよね。
当時も失敗した事を思い出しました。
正しく装着されたプロペラ
正しく装着されたプロペラです。
風力を下に向ける必要があるので、風を切る面と回転方向は同じにする必要があります。
ちなみに、リアのローターはフロントとは逆向きになります。
プロペラの設定で、完璧に直りました。 キビキビとした飛行で面白いですね。
ぶつけまくった機体なので、フレームの歪みがありますが、トリム調整で何とかなりました。
所有しているドローンより操作性が断然良いです。
ドローン修理まとめ
簡単に2機のドローンが直ってしまいました。 経験からすると、衝撃でメインの基盤が壊れることはあまりないです。
飛ばない理由は、バッテリーの劣化、モーターの損傷、プロペラの設定ミスが多いですね。
モーターの軸の変形などの場合は、ホバリングが安定しないことはありますが、飛ばないことは無いです。
修理が完了したので、知人に連絡すると、すでに新しいドローンを購入したので不要とのこと(笑)
2機もいらないけど、ドローンレースでもやったら面白そうですね。
またドローン熱が上がってきたか・・・ 100g以下のドローンを探してみようかな。
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