最近購入した AI-thinker社製のesp32-camの使い方を記録しておきます。
コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えましたね。 その影響からか、Webカメラの在庫が少なくなっているようです。
自作のWebカメラだと、大きさや電源周りなどを用途に合わせて作れるので、とても便利です。 そして安い。
ウェブカメラを自作してみる
以前に3Dプリンタの監視を目的として、ESP32-CAMを購入していましたので、カメラ用Webサーバーを建てて映像をwifiで転送してみたいと思います。
市販品はかさばるのと電源が100vになってしまうため、使い方が限られてくるのがデメリット。
その点、esp32-cam は超小型で低電力、電源は電池でも稼働するという優れたモジュールです。そして超低価格。
ESP32-CAMのスペック
- esp32-cam のスペック
- デュアルコア Tensilica LX6 マイクロプロセッサ
- 最大クロック 240MHz
- 520KB RAM
- 4MB Flash メモリ
- 802.11 b/g/n Wi-Fi
- デュアルモード Bluetooth (classic and BLE)
- ハードウェアアクセラレーションによる暗号化 (AES
- CP2104 USB-UART変換ドライバ
- OV2640 カメラセンサー
- 出力フォーマット(8-bit):
- YUV(422/420)/YCbCr422
- RGB565/555
- 8-bit 圧縮データ
- 8/10-bit RAW RGB データ
- 最大画像転送レート
- UXGA/SXGA: 15fps
- SVGA: 30fps
- CIF: 60fps
- スキャンモード: Progressive
- 出力フォーマット(8-bit):
- カメラ スペック
- 視野 : 65 度
- 最大解像度: 200万画素(メモリの都合上、本ユニットは最大800 * 600 pixels JPEG)
- サイズ: 20.5 × 46.5 × 11.5mm
こんなものが1000円程度で買えるとはスゴイ。
ArduinoIDEのボードの設定
ファイル → 環境設定 → ボード追加マネージャ で以下を追加。
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
これで esp32-cam が使えます。
ArduinoIDEの転送設定
次にarduinoIDEの最初に設定をしていきます。 転送設定などは次のとおり。
項目名 | 設定値 |
---|---|
Board | ESP32 Wrover Module |
Partition Scheme | Huge App(3MB No OTA) |
Flash Mode | QIO |
Flash Frequency | 80MHz |
データの転送にはシリアルコンバーターが必要になります。
が安いです。
ESP32-CAM専用のボード付きなら電源もそのまま取れるので、初めての方はこちらをお勧めします。
このボードならデータの転送もできますし、転送後はそのまま電源にもなります。
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