Nintendo Switchのジョイコンが壊れたので分解、修理してみた
症状としてはコントローラー無操作状態で方向キーが左に倒した状態から復帰できないもの。
他のボタンは問題ないので、とりあえず方向キーを交換することにしました。
アマゾンでも売っていますが、Aliexpressだと2つで298円(送料込み)だったので発注。
コントローラーのカバーを外す
ジョイコンのカバーは4本のネジで固定されています。
このネジは特殊形状でY(ワイ)字ドライバーが必要。アマゾンで安価で売っています。
本体には2本のフラットケーブルが接続されているので、慎重に行ってください。
力を入れて無理にこじ開けないこと。
専用工具がない場合は、プラスチック製のトランプやカットしたペットボトルをヘラのように隙間に噛ませると外しやすいかも。
バッテリーを外す
バッテリーは両面テープで固定されているので、上記で使ったヘラを差し込むと楽です。
左側に細いコードが2本あるので引っ張り過ぎて断線しないよう注意が必要。
バッテリーケースを外す
バッテリーケースは3本のネジで固定されています。
このネジは全て+(プラス)ネジです。
外したネジは磁石かテープなどに貼りつけておくと紛失防止になります。
本来ならバッテリーコネクターを外して作業した方がいいのでしょうが、コネクターも少し硬いので、自分の場合はそのまま作業しました。
外さずに作業する場合はピンセットの先などでショートさせないよう注意してください。
ジョイコンのRボタン、ZRボタンを外す
バッテリーケースにはR、ZRボタンがついているのでフラットケーブルを外さないと外れない仕様になっています。
フラットケーブルは無理に引き抜かないこと。とケーブルの切断などに繋がるので絶対にやめましょう。
外し方はフラットケーブルのストッパーを開放すること。
下の画像のようにストッパーを引き上げると簡単に外れます。
方向キーを取り外す
上記と同じよう要領で方向キーのフラットケーブルを外します。
方向キーは+ネジ2本で固定されています。
元に戻すときは、フラットケーブルを軽く差し込んでストッパーを倒します。
ほとんど力を掛けずに閉じることができるのが目安です。
部品を元に戻して完成
逆順でパーツを取り付けて完成。
コツは無理に引っ張らない、力を掛けないくらいでしょうか。
焦らずにゆっくりやれば初心者でも大丈夫です。
おわりに
流石は任天堂の玩具ですね。キーモジュールの交換だけでも9本のネジを外す必要がありました。普通だったら生産効率を上げるためにツメを多用すると思います。
子どもの遊び道具なんで丈夫に作られているのでしょうか?
ついでに壊れたキーは廃棄するだけなので分解してみました。
上下左右は2軸の可変抵抗によって制御されているみたいですね。
シートの抵抗に摩耗による削れた感じはありませんでした。故障の原因は可変抵抗が何らかの衝撃などでズレた可能性が高いと思われます。
新品だと数千円するジョイコンですが、150円で直ったのはありがたい。
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