軽バン、サンバーの窓が閉まらなくなったので修理してみた
窓の閉まり方が硬くなったと思っていたが、ついに開かなくなった(笑)
後部ドアパネルを開けたことが無かったので、分解してみる。
ドアノブとウィンドウハンドルを外す
ドアノブとウィンドウハンドルを外します。 ハンドルを引っ張るとわずかな隙間が空くので、その隙間からピンを抜きます。
100円ショップの千枚通しの先をカギ状に曲げて工具を作ると便利です。
サンバーの内張を外す
「ペガペガ」の内張を外します。 内張はかなり脆いのでクリップを外すときはクリップの近くにマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理で外します。
原因が分からない・・
窓を引いたり押したりしていると、開閉できるようにはなってきたが、何かが引っかかる・・・
全部バラすと戻すのが大変なので、ファイバースコープをドアパネルの隙間に突っ込む。
サンバー後部ドア内部の構造
ファイバースコープを突っ込む。 凄いサビ・・・・ 水の侵入があるようです。
フロントドアと構造が全く違って、ワイヤーで吊られた窓ガラスが、溝の中をスライダーに沿って上下する仕組みのようです。
ガラスの両側にもサポート用の溝がついた部品が取り付けられています。
それぞれにKURE556を塗布して動作させてみたところ、何とか開閉はできるようになりましたが、何かが引っかかる。
窓が開かない原因が判明
スコープで撮影した画像を点検していると、溝にハマっている樹脂製の部品がズレていることを発見。 ナット(4)2つで外れます。
パッキンの役目をする樹脂製の部品がズレていました。 なぜズレているのかは不明です。
ドアを分解する際に、一度開けた痕跡があったので、その時の修理ミスかと・・・
ズレを直して潤滑剤を塗布して戻しました。
窓修理のまとめ
いろいろありましたが、無事に直りました。 各部に潤滑剤を塗布したおかげで開閉もスムーズになりました。
サビの原因は上部のパッキンが弱いためと思われます。 ただし、パッキンだけでは防げない構造・・・・
ファイバースコープの画像で気が付いたのですが、ドア下に水抜き用の穴が・・・・
設計上、ある程度の水の侵入は想定されているようです(笑)
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