どうなるかわからんけど、クロックアップしてみた。
使っているSH8はA110 800Mhz、メモリ1GBという超ロースペック。
クロックアップ用のソフトをインストール
cpufrequtilsというメジャーなソフトを使う。Tarminalから次のコマンドでインストール。
$ sudo apt install cpufrequtils
CPUを確認してみる
インストールが終わったら、CPU情報を確認してみる。
$ cpufreq-info
scaling_governorの設定が「ondemand」になってる。
cpufrequtils 008: cpufreq-info (C) Dominik Brodowski 2004-2009
Report errors and bugs to cpufreq@vger.kernel.org
Governorの説明を読むと、performanceの設定が良いみたい。
Governorの説明 wikiより
performance 最大周波数で CPU を動作させます。
powersave 最小周波数で CPU を動作させます。
userspace ユーザーが指定した周波数で CPU を動作させます。
ondemand 負担にあわせて周波数を動的に切り替えます。負担が高まると周波数が高くなり、アイドル時間が増えると元の周波数に戻ります。
conservative 負担にあわせて周波数を動的に切り替えます。ondemand と違って段階的に周波数を切り替えます。
performanceに設定してみる。
ターミナルから次のコマンドを実行する
$sudo cpufreq-set -g performance
$ cpufreq-info
うまく切り替わったみたいです。
実際に使ってみる
設定の常時800Mhzで稼働しているけど、体感的にはほとんど変化は感じられない。
気休め程度といったところででしょうか。
power save なんかは、バッテリーの消費を抑えたり、発熱量を抑えるなどの効果がありそうな気がする。
起動時のデフォルトを設定する
このままだと、再起動時にondemandに戻ってしまうので、performanceに固定してみる。
$ cd /etc/default
root権限での処理が必要だった。
$sudo -s
$vi や$touchコマンドでファイル名「cpufrequtils」を作成する。
拡張子などは不要。
適当なエディタでコピペして保存。
ENABLE="TRUE"
GOVERNOR="performance"
MAX_SPEED=0
MIN_SPEED=0
このファイルでperformanceに設定されるが、起動時にondemandに上書きされてしまうので、起動ファイルのondemandを削除する。
$systemctl disable ondemand
おしまい。 効果が感じられない分、心配していた発熱量もないw
参考文献
【Ubuntu】cpufrequtilsでCPUのクロック制御して、間接的にファンの制御。
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