自作ポータブル電源の製作も大詰めです。
今回はAC100vを設置していきます。
AC100vの電源スイッチを作る
ケース内に余裕があるので、100vインバーターをケース内に収めます。
プラグやスイッチをケース表面に実装します。
道具箱に1つだけあったのでこちらのスイッチを使ってみました。
ロッカースイッチより雰囲気が出ますね。
インバーターを分解する
家に300wのインバーターがあったので、それを使います。
BESTECの300w正弦波インバーターです。
インバーターを購入するときは絶対に「正弦波」がおススメです。 矩形波、修正正弦波は止めた方が良いと思います。
インバーターを分解していきます。 本体裏のゴム足4つを取ると中にネジが隠れています。
外部パネルを設計する
100vプラグのパネルですが、よく見ると台形になっています。
設計するのが面倒w
微妙に台形で厚みも上下で2mmほど差があります。 なんでこんな面倒なデザインにしたんだ~ 設計者のこだわりが垣間見えました。
3Dプリンタで2時間ほどで造形できました。
移設用のスイッチパネルにはめ込みもジャストフィット! 奇跡!
4か所のM3ネジとスイッチのネジでガッチリと設置出来ました。
電源スイッチと100vのコードを延長する
電源スイッチと100vのコードを延長します。
電源を入れるとLEDが点灯しますが、今回はパスします。 電源スイッチのLEDで確認します。(本来は、正常→緑、異常→赤が点灯します)
シガープラグをカットしてターミナル端子に直結します。
元々の仕様で、シガーソケットプラグを使う場合は120wまでとのことです。 300wまで使う場合はバッテリーに直結しなければなりません。
本体ケースは不要なのですが、構成変更も考慮してケースは残しておきます。 インバーターの発熱を抑えるため、ケースが無い方が良いのですが・・・・
このへんは実験を繰り返して発熱の状態を確認してみます。
完成した自作ポータブル電源
無事にケース内に収まりました。 インバーターについては500wクラスまでならケースに収まりそうです。
夏場にケース内温度が上がりすぎるようならファンの設置も考えます。
自作ポータブル電源製作費用
価格についてはアマゾンだけでなくAliexpressなども使っているのであくまでも目安です。
それなりに掛かっていますが、満足度は高いです。
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー ×1 38000円
- バッテリーモニター ×1 4100円
- シガーソケット ×2 700円
- USB充電器 ×2 1000円
- ロッカースイッチ ×2 50円
- プッシュスイッチ ×1 200円
- 100v正弦波インバーター 3000円(手持ち品)
- ケーブル、コネクタ類は手持ち品を使用
合計47,050円
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